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20210923


20歳のソウルには

部活のシーンや

演奏会のシーンが

たくさん登場します


市立船橋高校

市船吹奏楽部

船橋市の皆様に

力を貸していただき

撮影することが出来ました


演奏シーンの音楽は

全て

市船吹奏楽部の演奏です


ロケで同録したものもありますし

レコーディングさせていただいた曲もあります


感染対策に万全を期し

いつも練習している場所に

機材を持ち込んで

レコーディングさせていただきました














素晴らしい演奏でした


映画に

血を通わせていただきました


高橋健一先生の陣頭指揮で行われた

レコーディング風景については

公開前にメイキングで

ご覧いただきたいと思います


前述した通り

20歳のソウルは

市立船橋高校

市船吹奏楽部

船橋市の皆様の

全面協力があったからこそ

撮影出来た映画です


準備に通った2020年冬

撮影した2021年春

それは

一日一日を過ごすことすら

大変な時期でした


部活のあり方

モチベーションの保ち方

何もかも手探りで

悩み多き日々の中にも関わらず

映画に力を貸していただき

感謝しかありません



コロナ禍


日本中の子供たちは

不自由な毎日を強いられることとなりました


今はそういう時期だから…


言葉にするのは簡単です


しかし

その言葉は

本当に正しいでしょうか?


大人となった我々には

高校時代の想い出があります


コロナ禍の中

限られた高校生活を送るしかない

今の生徒たちだけに

我慢と忍耐を強いることだけが

大人に出来ることなのか?


三年間しかない

かけがえのない高校生活

休校が続き

部活動は自粛

時間だけが過ぎ去っていく…


そんな時期

市船吹奏楽部は不屈でした


三年生58人が

自宅や河原で

ひとりで演奏した動画を

編集でひとつにまとめ

応援動画として

YouTubeなどで公開したのです




第一弾の曲は

市船ソウルでした



自分たちが辛い時期に

同じ境遇の誰かを

応援するために力を尽くす


簡単に出来ることではありません


高橋健一先生の考えで

吹奏楽部三年生は

必ずコンクールで演奏すると聞きました


しかし

2020年

東関東吹奏楽コンクールは

コロナ禍により中止


我々映画スタッフが

20歳のソウル撮影に向け

本格的に動き出した時期


市船吹奏楽部にとっては

立ち塞がる現実の壁と向き合う

苦しい闘いの時期でした


三年生部員たちにとって

三年間の総決算

力を出し切る場が

12月の定期演奏会です


2020年は

12月20日、25日に予定されていて

我々も俳優部とともに

観劇におうかがいする予定でした


しかし…


12月の定期演奏会は

緊急事態宣言の影響で延期となり…


三年生は

定期演奏会を経験しないまま

卒業式をむかえました


四月になると

みな、新しい環境へ

旅だって行きます


ラストチャンスともいえる

2021年3月18日


5度の延期を乗り越え

定期演奏会は

ご家族だけが見守る中

開催されました


大義くんの誕生日前日

そして

映画クランクイン前日


(千葉テレビより)

その模様は

ニュースでも取り上げられ

映像で見ることが出来ました



高橋先生は

毎年のように

ひとりひとりの名前をステージで呼び

三年生たちは満面の笑顔で答えました





「やり続けるって、とても大事だと学んで欲しい。やり続けたから、得られたのであり、いろんな想いがあるだろうけど、これからの人生も、やり続けることがすごく大事だと思う」


高橋先生の言葉は

我々全てに通じる言葉だと思いました



高橋健一先生を筆頭に

市船吹奏楽部の皆さんや

父母会

学校関係者の皆さんの

全面協力のおかげで


一日のスケジュール追加もなく

20歳のソウルを

撮影することが出来た

2021年の春休み


今振り返っても

奇跡の時間だったとしか

思えません


ありがとうございました



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