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20210808

  • 2021年8月8日
  • 読了時間: 2分

今日で

東京オリンピックが終わります


雨ですね


何年も前から

自国開催のオリンピックを

体験したいと思い


オリンピックまで

何がなんでも元気に生きていようとさえ

思ったのに


コロナ禍の猛威

感染者数の爆発的増加

変異株の報道


複雑な感情のまま

閉会式の日を

迎えることになろうとは…



オリンピックに関して

ネガティブな報道


全てを信じるわけでもありませんが


お弁当の廃棄だけは

悲しい気持ちになりました


13万食を廃棄って…


食べ物を粗末にしたらいけない

それだけは

オリンピックであろうと無かろうと

人としての基本

原則





20歳のソウル

ロケでの出来事を

思い出しました


制作部の

松田好太郎と松谷鷹也コンビ


お弁当の数を

いつもシビアすぎるくらいに数え

ひとつも余らせないロケを

心がけていました





突然ロケ現場にやって来る人もいて

数食分足りなくなった時は

自分たちのお弁当を

近くのコンビニで買い足し


とにかく

お弁当を余らせて

廃棄することがないように

気を配っていました


それは

限られた予算の中で

やりくりするということよりも

手弁当でロケに協力してくださる

皆様への感謝


リスペクトの気持ちが

大きかったのだと思います


高橋先生率いる

市立船橋高校吹奏楽部の生徒たちは

いつも自分たちのお弁当は

自分たちで持参してくださり


エキストラ参加や

運営にご協力くださった

OB、父兄会の皆様も

手弁当持参でした


その姿を見て

彼ら制作部は

一つのお弁当を大切にする気持ちを

最後まで貫いたのだと思います


二人とも制作部は

初めてでしたが

とても誇らしく思います



「お弁当とか、毎食20個くらい多めに発注して、余らせて捨てるのが当然だ」


ある日、

現場経験が長い、あるスタッフが

二人を素人扱いして

怒鳴ったことが

あったそうです


それは

怒られないための

処世術かもしれませんが

正しいとは思いません


二人が、

そのスタッフと

真正面からぶつかり、戦ったと聞いた時

このロケは

必ず成功すると確信しました



一つのお弁当に

気を配れる人だけに

大舞台を仕切る資格がある



その考えを

変えるつもりはありません



雨の中の閉会式



スタジアムは

オフィスから歩いてすぐの場所にありますが

一度も

近寄りさえしなかったですね…


そういう

気持ちだったという

こと






 
 
 

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