20201015
午前中に大切な打ち合わせがある
これから一年の
動きを決める打ち合わせだ
数年かけた企画は
形あるものとして
間も無く発表されるだろう
発表された時点で
自分たちの手から飛び立ち
その作品は
受け止める一人一人の中で育ち
社会性を持つ
ここまで持って来るのに
想像を超えたたくさんのことがあったが
それはそれ
社会性を持った時点で
我々作り手が持つのは
責任であり
使命であり
大きな流れのなかの
一部であることを
自覚しなければならない
ということ
作品を我が子に例えるなら
子離れ
という言葉が
一番近い気がする
クランクインする前に子離れ?
わかってもらえる人とは
一緒に仕事が出来ますねw
伝えたいことは
言葉にした瞬間から
自分だけのものではなく
受け止めてもらえる人々と
共有するものとなる
最も排除すべきは
エゴイズム
自分では
このことを
「社会性を持つ」
と
理解している

最近
JACO10
いつまでやるんですか?
と
聞かれる
JACO Fes またやるんですか?
赤ですよね?
意味あるんですか?
と
聞かれることも多い
なぜJACO Fesを始めたか
なぜJACO10を始めたか
なぜ
継続させているか
僕のなかには
明確な答えがあるが
わかってもらえる人と
全くわかってもらえない人がいることを
受け止める必要があるようだ
エンターテインメントとは
自分以外の誰かのために発信するもの
自分以外の誰かに届けるもの
自分以外の誰かのために
身を粉にして頑張ること
と
思います
演劇や映画
文学のルーツを学べば
エンターテインメントは
神事であることがわかるはず
足元を見て
そろりそろりと
次のステップへ進みます