20200716

「なんとかしましょう。レンタカー の軽トラを借りて、自分たちで運び入れてください。知り合いの大道具さん二人来てもらいますから、ロケしながら組み上げましょう」


ほっと胸を撫で下ろした


セットの象徴となる大階段

主役の見せ場だ


なんとか作りたい

しかし

普通に発注することは到底不可能


週末、◯◯さんに、相談があると連絡した


24本という

とてつもなくロングランの連ドラに突入していて、闘いの真っ最中である◯◯さんは、

昨夜、ロケハン終わりにハーミットに駆けつけてくれた。


「メインセット作ることが出来ますか?」


プロットとはじいた美術予算を見せる


「前日搬入せずに、当日搬入。一日目、組み上げながら、芝居は進行。二日目、三日目は、飾りっぱなし。三日目の夕方に撮り終えて、閉館時間までにバラシ。進行スタッフは無し。美術スタッフは、初日とラス日のみ。リアリティありますか?」


プロットを読み終え、冒頭の言葉だ


あまりにも、ありがたかった

会社を辞めてからは、一緒に仕事する機会は減っているものの、僕が監督したドラマのほとんどの美術を、仕切ってもらっている


今回

参加してもらうことは不可能かも知れないが

プランを描く、一番コアなところで

快く相談に乗っていただいた


プロフェッショナルだ



セットは出来る

技術パートも、百ちゃんチームがいれば、大丈夫


もう少ししたら

とてつもなく壮大な本が

上がってくるはず←ややプレッシャーかけとく


あとは

芝居と演出だな


自分のところだ


ちょっと最近の自分は

良くなかったと

激しく反省している


仲間意識と馴れ合いは

全く別のものだ


自分が

百歩ではなく

1万歩先を行かなければ

作品のレベルは

そこそこで終わる


そこそこには、したくない

そこそこの仕事など、意味はない


俳優部との距離感

きちんと取らなければ


出演する俳優部のみんな

勉強しないで軽口きいたら

怪我するよ


「和して同ぜず」

論語にある文言


さて

今日もロケ





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